「2番で80センチのパーパットを外したり…もったいないプレーをしてしまった」パープレーでホールアウトした宮本唯(愛知産業大学4年)は、好スコアにも満足できない様子だった。
2番のミスに続き、4番ではラフからのアプローチをトップして、ダブルボギー。この時点で3オーバーパーにスコアを落とした宮本だが、7番で「3パットも覚悟した」という15メートルのバーディーパットをねじ込む。8番では、4メートルを決めて「前半で1オーバーパーまでスコアを戻したいと思っていたので、8番は精神的に大きいホールだった」と振り返る。その言葉とおり、落ち着きを取り戻した宮本は、12番で3メートルのバーディーパットを沈め
る。16番こそボギーを叩いたが、最終18番では8メートルをねじ込み「明日に繋がる」バーディーを決めて、第1ラウンドを締めくくった。
「このグリーンは、長いパッティングが残っても、ラインを読みきれている」と自信を見せる宮本。中部女子学生を連覇した実力者だけに、好調なパッティングを武器に最後の日本女子学生で2007年大会の自身最高順位の11位を更新したい。
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