「今日も相変わらずでした…」最後の日本女子学生は、新里菜苗(大阪学院大学4年)にとって試練の場となってしまった。
得意とするショットがよもやの不調で、パットでなんとかパーで凌ぐため息が尽きないラウンドが続いた新里。逆転優勝に向けてスコアを伸ばすしかなかった最終ラウンドも、1番で生命線だったパットをミスして3パットのボギー発進。3番でも再び3パットでボギーを叩くなど、1バーディー・6ボギーの77と今日だけで5つもスコアを落とし、通算4オーバーパーの5位に終わった。
「不調の中で精一杯のプレーはしたつもりですので、悔いはありません」と、自分に言い聞かせる新里。ストレスがたまる3日間だっ
たが、「アプローチとパットには、自信がつきました。あとは、ショットの調子を上げることに専念したい」新たな課題を突きつけられた本選手権。5位という結果も無駄にはしない。
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