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競技報告
【中国ミッドシニア優勝の佐藤が地元優勝に向けて好スタートを切る】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
今年の中国ミッドシニアチャンピオンで本選手権初出場の佐藤弘幸が3バーディ・1ボギーの完璧なプレーで2アンダーパーをマークし、単独首位で第1ラウンドを終えた。平均飛距離250ヤードを誇る得意のドライバーで攻めのプレーが魅力の佐藤だが、この日は「ショートアイアンが切れまくっていた」という。10番ホールからスタートした佐藤は、13番(パー3)で7番アイアンのティショットが4メートルについて、この日初バーディを奪うと、15番では残り100ヤードのセカンドショットをピッチングウェッジで6メートル、17番では6メートルのフックラインをねじ込んだ。そして迎えた18番。「このパー5もバーディを」と意気込んだティショットをバンカーに打ち込むと、2打目を9番ウッドで果敢に攻めるがこのショットをミスし、バンカーから脱出できず。一瞬、気落ちしたものの、冷静さを保った佐藤は3打目を7番アイアンで残り80ヤードの地点に運び4打目勝負に。このショットが5メートルについて見事にパーセーブ。「18番のパーセーブは大きかった。これで後半も気負いなく平常心になれた」という言葉とおり、後半は5番で3パットのボギーを叩いたが、大きなミスはその1ホールだけにとどめ、37。「今日は、殆どのホールでパーオンが出来た。大満足です」と満面の笑み。地元広島県出身でこれまでに日本アマチュアゴルフ選手権競技や日本シニアオープンゴルフ選手権競技にも出場してきた中国地区を代表するトップアマチュアの佐藤。西条コースも「勝手知ったるコース。攻めどころも守りどころも充分にわかっている」と自信を見せる。しかし、「知り尽くしている」コースだからこそ、その難しさも身にしみている。「特にグリーン。このコースは芝目があって、それを読みきるのが大変」と、気を引き締めた。明日は、「自分の飛距離ではティショットでフェアウェイを突き抜けてしまうホールもある。だから、コースマネジメントをしっかりしたい。そして、セカンドショットで順目のラインに乗せないように。無理をしないでパープレーを目指したい」と、地元優勝に王手をかけながら、おごりもなく慎重なプレーを誓った。


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