2009年度(第16回)日本グランドシニアゴルフ選手権競技は10日、第2ラウンドを行った。
徐々に風が吹き荒れリンクスコース本来の姿を表した今日、午後からは雨も降り出し選手達は軒並みスコアを崩した。
2位に2打差をつけスタートした金本勇(岡部チサンCC)だが、前半で4オーバー・40とスコアを崩し、同組の中野貞宜(東我孫子CC)に並ばれる。しかし優勝を意識した中野は後半、パットに力が入ってスコアをまとめきれなくなり、結局8オーバー・80で悔しさの残る2位タイに終わった。
中野を終盤で突き放した金本は、逃げ切る形でトータル2オーバーパー・146ストロークで3つ目の日本タイトルを戴冠した。
中野と同じく2位タイには、昨年のミッドシニアゴルフ選手権でプレーオフの末、涙を飲んだ小林祺一郎(富士チサンCC)の他、松川輝美(グロワールGC)、稲田一男(栃木CC)、川上清(有馬ロイヤルGC)の5名が入った。
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