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競技報告
【日本シニアから13年。金本が新たな称号を手にした】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
日本アマチュアゴルフ選手権、日本シニアゴルフ選手権のタイトルを持つ、金本勇(岡部チサンCC)が、満を持して日本グランドシニアゴルフ選手権にルーキーとして初参戦。
初日、大会最小スコア記録タイの3アンダーパー・69をマークし、トップに立った。

その過去の実力からも、優勝はほぼ確実かと見られたが、スタートの1番ホールでダブルボギーを叩き、いきなり2位スタートの中野貞宜(東我孫子GC)に追いつかれる展開に。そのまま、お互いバーディを奪えぬ苦しい展開で、勝負は後半の9ホールへ。
優勝経験のない中野は、後半その重圧からショット・パットともに精彩を欠き、それを見た金本は持ち前の勝負強さを発揮、前
半とは一転、丁寧にパーセーブを続け、勝負あった。

試合後、振り返って「昨日は意識しないと言いましたが、やはり久しぶりの日本選手権でのタイトルですから、しびれましたかね」と照れ笑いをする金本だが、実は風と雨で持病の腰痛が再発し、痛み止めを飲みながらのラウンドであった。
表彰式での優勝者スピーチでも、「日本ミッドシニアにも挑戦させて頂いていたんですが、実は6年ほどイップスに苦しんでおりまして、やっと治って今回の大会に臨むことが出来ました」と、真相を語った。

1982年に日本アマを制した14年後の1996年に日本シニアのタイトルホルダーとなった金本。その14年後は来年の2010年にあたり、奇しくも両大会を初出場2位、2年目で戴冠している金本にとっては、今年は2位に当たるジンクスの年だった。しかし「それをどうしても払拭したかった」と、念願叶って破顔一笑した。
今年、本選手権の地区大会に出場した選手は685名。その頂点にふさわしい新たな王者が誕生した。

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