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競技報告
【香妻は6バーディ・4ボギーの出入りの激しいゴルフで9位タイ】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
昨年の日本女子アマで最少スコア記録を更新し、メダリストを獲得。高校2年生になる今年、ナショナルチームに初選考された香妻琴乃が、自身初の海外派遣競技に挑んだ。
6バーディ・4ボギーと出入りの激しいゴルフながら、「いつものことです」と本人は飄々としたもの。グリーン上で手が震えたという福田・新里とは裏腹に、「スタートは里深キャプテンや二宮コーチなど皆がついていてくれたのであまり緊張しなかったし、周りのスコアも全く聞かなかったので知りませんでした」と、その大物振りを覗かせた。

いつも通り、の言葉通り3番ホール(377ヤード・パー4)で、セカンドを見事30cmにつけてバーディを奪ったかと思うと、
3連続3パットで一時はイーブンまでスコアを落とした
続く4番ホール(383ヤード・パー4)ではラフから上手く寄せた70cmのパーパットを外してボギー。5番、6番の短いパー5では連続バーディと、目まぐるしくスコアが変動した。8番ホール(476ヤード・パー5)でも更にスコアをひとつ伸ばし、そのまま3アンダーで折り返すかと思われた9番ホール。7番ウッドで刻んだつもりのティショットは左のバンカーへ。セカンドショットも砂を取りすぎて更にグリーン手前のガードバンカーへ打ち込むと運悪く目玉となり、トータル2アンダーでフロント9を終えた。

しかし、「ハーフの目標は少なくとも3アンダーだったので…」と後半12番、13番では「欲が出ました」とバーディチャンスから連続3パットのボギーとし、貯金を使い果たしてしまった。続く14番パー3でも、ピン右6メートルに乗せるも、パーパットを1.5m残し、キャディに「危ないっ」と言われるほど、ひやりとしたが、何とか3連続3パットにせずにパーをセーブすると、「このパーパットが何とか入ったので、次はロングだし絶対獲ろうと思いました」と、この日5つ目のバーディは4mのイーグル逃しとなった。

結局、6バーディ・4ボギーの2アンダー・個人9位タイで初日を終えた。
「去年のスコアに比べたら、まだまだ十分に優勝を狙える位置にいるので、明日は7バーディ・2ボギーの5アンダーを目標に頑張ります」と初の海外競技の初日を締めくくった。

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