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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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【最終組の香妻は4オーバーと大きくスコアを崩す】 |
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2番でティショットを池に入れてしまう |
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グリーン上で頭が真っ白になってしまった |
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2日間6アンダーとチームを牽引していた香妻が、最終日にまさかの大乱調。4バーディ・1ボギー・2ダブルボギー・1トリプルボギーの4オーバー・78とスコアを崩し、悔しいラウンドとなった。
個人1位のHa-Na Jang(韓国)と同組の最終組でスタートした香妻は、2番ホールで5番アイアンで放ったティショットをグリーン左の池に入れるピンチに。3打目を6mにつけるがこれを入れることが出来ずに、ダブルボギーとし、波乱の幕開けとなった。「この時点では、次をパーで我慢して、チャンスホールの5番、6番でバーディを獲ればいいと思ってました」と言う香妻だが、続く3番でもティショットをフェアウェイ右のバンカーに
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入れると、セカンドショットをまたもグリーン左の池に入れ、連続ダブルボギー。わずか2ホールで4オーバーまでスコアを落としてしまった。チャンスと言う5番ホールを予定通りバーディとするも、6番ホールでまたもボギーを叩き、なかなか立て直すことが出来ない。
しかし、冷静さが身上の香妻は、「最終日もアンダーを出して台湾に追いつきたかったけど、せめてイーブンパーには戻さなくちゃ」と、気持ちを切り替えると、10番でアイアンショットをぴたりと寄せ、バーディ。ここから昨日までの流れに乗るかと思われた矢先の12番、フェアウェイ左バンカーふちのラフから放った香妻のセカンドショットは、グリーン前を横切るクリークが目に入り、強く入りすぎてグリーン奥にOB。なんとこのホールを3パットのトリプルボギーとしてしまう。昨日まで好調だっただけに、まさかの展開に「頭が白くなった」と語る香妻だが、「2人も頑張っているから、一打でも縮めるよう頑張れ」と言う二宮コーチの言葉に励まされ、14番、15番でバーディを獲り返し、一時は6オーバーまで崩したスコアを4オーバーまで戻してホールアウト。香妻にとって長い1日が終わった。
ナショナルチーム初選考で初の海外競技、初の団体戦と香妻にとっては慣れないことばかりだったが、「チームの皆が力になって、チームの為に一打でも、と思うとバーディが獲れました。でも逆に、それがプレッシャーにもなって、一球一球打つのが怖くもなって、チーム戦は戦い方が変わるんだと実感しました。」と、チーム戦の怖さと面白さを身を持って体感したようである。
一気にスコアを崩す危うさはまだまだあるものの、2ダブルボギー・1トリプルボギーを叩きながらも後半をイーブンパーに戻せる底力の片鱗を覗かせた今大会。「韓国の選手を気にしないようにはしたんですが、やっぱりグリーンを外すとパーすら拾えない今の自分では、全く相手にならないと痛感しました。改めて、やっぱりアプローチパターの重要性を感じました」と課題も見つけ、この試合を機に、次代ナショナルチームのエース候補として期待のかかる香妻の更なる飛躍が望まれる。
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