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競技報告
【4カ国チーム選手権明日開幕。日本の初戦は強豪カナダ】
大会前 競技報告:JGA 写真:JGA
Hole No.18 Par 5
4カ国チーム選手権がいよいよ明日開幕する。12回目を迎える今大会の会場は、カナダ・モントリオールから南西20キロに位置する、Le Club Laval-sur-le-Lac。本コースは、1917年に開場した由緒ある林間コース。6607ヤード、パー72と距離は短いが、微妙なアンジュレーションのある狭いフェアウェイと小さなグリーンが特徴で、各選手のショットの精度が要求される。しかしながら、ティショットを確実にフェアウェイに置ければ、2打目以降は、それほどトリッキーなショットが残らないので、チャンスも多い。ティショットの精度とパッティングが勝敗の大きなポイントとなりそうだ。

日本チームは、2日
宇佐美(右)、富村組
(現地時間)に現地入りをし、2日間の練習ラウンドを終了し、ダブルス、シングルスマッチ方式の最終調整を行い順調な仕上がりを見せている。

日本チームの初戦の相手は、今大会優勝候補の地元カナダ。カナダチームは、今年の全米オープンでローアマチュアとなり、現在R&Aアマチュアランキング1位のNick Taylorと全米大学チャンピオンのMatt Hillを筆頭に、昨年のキャロウェイゴルフ世界ジュニアチャンピオンEugene Wong、世界アマ代表メンバーDavid Markleを揃え、2001年以来の3回目の優勝に盤石の態勢を整えている。

対する日本は、マッチ経験の豊富な大学生のみでチームを構成。大事な初戦となる午前のダブルスには、日本アマチャンピオンのチームリーダー宇佐美祐樹と練習ラウンドで最も好調だった富村真治を第1組に起用。第2組に小平智大槻智春の日大2年生コンビ、第3組に大田和桂介久我悠太郎が続く。宇佐美、富村組がポイントゲッターとしてチームに勢いを付け、強豪カナダを下して1997年大会以来2度目の優勝を目指す。

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