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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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【大田和・久我組はフォアサムで惜敗。大田和がシングルスで日本唯一の1勝】 |
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大田和、久我組 |
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シングルス唯一の一勝となった大田和 |
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‹●大田和・久我 2&1 ○Nick Taylor / David Markle›
昨年の世界アマで個人2位に入り、カナダチームを9位に引き上げると、今年の全米オープンのローアマチュアを獲得。現在世界アマチュアランキング1位と鳴り物入りのNick TaylorとDavid Markle組との対戦となった大田和桂介(日本大3年)・久我悠太郎(東北福祉大2年)組。
富村と同じく初の日本代表戦となった久我は、1番ホールで極度の緊張からセカンドショットをシャンクし、ボギースタート。しかし、3番でペアの大田和が10mのバーディパットをねじ込んで追いつくと、続く4番では今度は久我が2mのバーディパット
を丁寧に沈めて、1アップ。Taylor / Markle組も本調子ではなく、これで波に乗るかと思われた日本チームだが、6番でまたも久我がティショットを右の林に打ち込みボギーとし、両チームとも決定打にかける試合展開となった。
「我慢比べのような試合で、決して負ける相手ではなかったと思うのですが、リカバリーショットが上手くいかなくて自滅した感じで悔やまれます」と大田和が話す通り、その後も両チーム共にボギーが続くものの、10番でバーディを奪ったカナダに対し、12番でも久我が林に打ち込みギブアップと最後までリズムに乗れないまま、大田和・久我組は2&1で大金星を逃した。
‹○大田和桂介 4&3 ●Eugene Wong›
惜しい金星を逃した大田和は、午後シングルスのトップスタート。昨年度の世界ジュニアチャンピオンのEugene Wongとの対戦に、「絶対に勝つ」と意気込んでスタート。出だしこそ力が入りすぎてショットがぶれたものの、なかなか調子が上がらずにボギーの先行するWongに対し、アプローチとパッティングで丁寧にパーを拾うと、11番、12番を連続で奪って2アップとした13番パー3では、2mにつけたWongの外側6mから先にバーディパットをねじ込み、Wongにプレッシャーをかける。たまらずこれを外して3ダウンとなったWongに対し、続く14番でも手前7mからバーディパットを沈め、4連続で奪った大田和が5&3と、シングルスで日本チーム唯一の勝利を挙げた。
「午後は、リズムが作れて落ち着いてプレーが出来たし、自分の持ち味も出せたと思います。でも、自分が勝っても日本チームが勝たなければ意味がないので、フォアサムの負けが本当に悔やまれます。明日は自分のゴルフに徹し、強い気持ちを持ってプレーしたいです」と、シングルスでの勝利にも不満顔を見せた。
‹●久我悠太郎 8&7 ○Nick Taylor›
「午前の1番はやはり緊張しました。その後もティショットのミスを何ホールかしてしまって…でも後半は徐々にショットも安定してきたので、負けはしましたが午後のシングルスに繋がると思っていました」と、シングルスもフォアサムに続いて世界アマチュアランキング1位のTaylorとの対戦となったにも関わらず、前向きな姿勢を見せた久我。
言葉通り、1番パー5で残り30ヤードからサンドウェッジで2mにつけてバーディを奪う幸先の良いスタートを見せた。しかし、久我が波に乗る間もなく、Taylorは続く2番ですぐさまバーディを奪い返すと、つけいる隙も与えず、なんと2番から8番まで怒涛の7連続バーディ。前半だけで6アップの大量リードと久我を突き放す。圧巻は、ターン後の10番。攻めの姿勢を緩めない鉄則通り、Taylorはセカンドショットを30cmにつけてイーグルを奪い、結局8&7で早々に決着した。
「1番のバーディスタートの時は、いい流れだからこのまま行ければ、と思ったのですが、アイアンショットとパッティングの精度が段違いで、自分のバーディチャンスにも相手を見てしまって決められませんでした」と、世界No.1の技術に圧倒された久我だが、「勉強にはなりましたが、勝ちに来ているので、やはり本当に悔しいです。明日こそは自分のゴルフをして、少しでも良い結果を残したいです」と、今日の大敗をばねに明日の奮起を誓った。
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