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Championship Reports
競技報告
【小平・大槻の日大コンビは共に出入りの激しいゴルフで接戦を落とす】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
小平智・大槻組
小平智
‹●小平・大槻 1up ○Matt Hill / Lindsay Renolds›
日本大学の2年生コンビの小平智大槻智春組は、全米大学チャンピオンのMatt Hill とLindsay Renolds組との対戦。
「始めの2ホールは2人共、気合が空回りしてしまいました」と、1番で小平が1mのパーパットを外すと、続く2番パー3でもティショットをグリーン左奥にこぼすとアプローチを寄せられずに連続ボギーで2ダウンと相手に序盤でリードを許してしまう。
淡々とパープレーを続けるカナダチームに対し、小平・大槻は3番で2mのバーディパットを小平が沈めてひとつ戻すも、6番では1.5mのパーパットを外
強敵相手に健闘した大槻
し、10番のバーディの後は12番でまたも1.5mのパーパットを入れられずにボギーと、出入りの激しいゴルフで追いつけないまま、1ダウンで迎えた18番。終始ショートパットに苦しんだ小平が、入れればオールスクェアで午前のフォアサムを1勝1敗1分で引き分けに持ち込めるという、大事な1.5mのバーディパットを入れることが出来ず、日本チームはフォアサムで痛恨の2敗を喫した。

‹●小平智 4&3 ○Darren Wallace›
「午前も最初の2ホール以降は、ショットは負けていなかったし、悪いゴルフはしていなかった」と話す小平だが、後半のDarren Wallaceとのシングルスでも、お互いに波の激しいゴルフとなった。
1番をWallaceのOBで1アップとするも、2番ではバーディを奪われオールスクェア。続く3番では小平がアンプレヤブルで1ダウンとした後の4番で6mをねじ込み追いつくと、その後も両者共にバーディ、ボギーの出入りの激しいゴルフでオールスクェアのまま、後半へ。
「前半は長いバーディパットも決められてたし、アップされても慌てず良い流れでプレー出来ていたんですが、後半から向こうのペースに飲まれてしまって、相手の波を止めることが出来ませんでした」と、10番、11番でWallaceに連続バーディを奪われて初の2ダウンとすると、共に迎えるバーディチャンスでことごとくパットを入れられず、13番から3連続でホールを奪われ4&3で敗退。「勝負どころのパットが決められませんでした」という小平は、ホールアウト後に岡部コーチと共にパッティンググリーンへと向かい、黙々と練習に励むと、「明日はグリーン上で集中して、特にショートパットは絶対外さない気持ちでプレーします」と、復調を誓った。

‹●大槻智春 1up ○Matt Hill›
午後のシングルスも午前に続いて、全米大学チャンピオンのMatt Hillとの対戦となった大槻は、小平同様に取られては取り返す熱戦を繰り広げた。
2番でティショットをグリーン奥のバンカーに打ち込みボギーとするも、3番ではセカンドショットを50cmにつけてバーディを奪う。4番、7番で3パットのボギーを叩くものの、8番で7mのバーディパットを沈めて3度目のオールスクェアに持ち込むと、続く9番パー4では残り70ヤードからまたも50cmにつけて午前午後を通して初のリードを奪う。そのまま14番まで必死にリードを保った大槻だったが、15番で8m、16番で6mのバーディパットを先に沈められると、入れ返すことが出来ずに1ダウンで力尽きた。
「ショットに関しては、ひけを取らなかったと思うし、大事なところのパットは決められていたので、本当に悔しいです。でも、上がり4ホールの集中力は相手の方が上でした。15番、16番で、こんなところから入るものなのか、と感心してしまうようなパットを連続で入れられて、弱気になってしまいました」と、内容が良かっただけに悔やまれる今日の敗戦を振り返る。「明日は今日のようなゴルフをして、上がり3ホールに集中していきたいです」と悔しさを明日への活力として、オーストラリア戦に臨む。

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