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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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【スーパーパットを決めた大田和がニュージーランドチャンピオンを下す金星を上げる】 |
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NZアマチャンピオンのJagerとの対戦 |
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ロングパットを沈めてガッツポーズ |
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‹○大田和桂介 1up ●Matt Jager›
昨日のカナダとのシングルス・マッチプレーでは、昨年度の世界ジュニアチャンピオンのWongを4&3で下し、日本チーム唯一のポイントを獲得した大田和。
オーストラリアとの対戦となった第2日目のシングルス・マッチプレーはMatt Jagerとのマッチアップとなった。Jagerはオーストラリアチームのメンバーでありながら、今年のニュージーランドアマチュアゴルフ選手権に出場して優勝を勝ち取った実力者。2日連続での強豪を相手に、大田和は一歩も引かないプレーを見せた。
1番ホールでJagerがバーディーを奪い、1upとリードを奪うと、3番では、
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大田和が残り130ヤードの2打目を9番アイアンで1.5メートルにつけ、バーディを奪い返す。ショット、パットも若干本来の切れがないJagerだが、5番で林の中からの3打目をバーディチャンスにつけるスーパーショットを見せて再び1up。このホールで一気呵成に攻めるかと思われたJagarだが、直後の6番で3パットのミスでボギーを叩き、再びオールスクェアに。前半は、Jagerが9番のバーディーで1upとリードするも、大田和も落ち着いたプレー振りでリードを広げさせない。この展開に持ち込んだ時点で、パーを積み重ねるゴルフが身上の大田和に勝負の流れが傾いたのかもしれない。
「昨日の大敗。今日の午前のダブルスの負けと悔しい気持ちが強かった」と、静かな闘志を燃やしていた大田和は、その気持ちを表現するかのように後半も粘りのプレーを見せる。
10番でJagerがこの日2度目の3パットでオールスクェアになると11番からは両者がホールを取り合う大接戦。13番で大田和が堅実なプレーでパーをセーブして1upとリードして迎えた14番では、ともにバーディでわけるなど、一進一退の状況が続いた。
「悔しい気持ちのなかで、佐野キャプテンからシングルスでは五番手に指名された。その期待に応えるために絶対に勝ちたいと思っていた」という大田和。その思いが結実したのが17番だった。16番で大田和がボギーを打ち、Jagerに追いつかれた直後のこのホール。大田和は、27メートルのロングパットを見事に沈めてバーディーをうばい、粘るJagerを振り切って2日連続の殊勲の勝利をもぎ取った。「午後のシングルスでは、スタートから良い緊張感でプレーできました。気持ちが入っていたせいか、アドレナリンも出て、ティーショットも飛距離が出てきました」と興奮気味に話す大田和。実は、午前のフォアサムで同じJager組に3&2で敗れた後、大田和は人知れず悔し涙を流し、チームの為、雪辱を堅く誓っていた。日本チームは、苦戦が続くが、同期の宇佐美とともに必死にチームのためのプレーを続けている。
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