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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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【宇佐美・久我が不屈の勝利を挙げ、日本は3位】 |
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悲願の1勝をあげ笑みの戻った宇佐美 |
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3日間6ラウンドを戦い抜いた日本チーム |
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日本、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国で争われる「第12回4カ国チーム選手権は、現地7日、カナダ・モントリオール近郊のLe Club Laval sur-le-Lacにて、最終日が行われた。
昨日、強豪オーストラリア相手に勝利目前で惜敗した日本チームは、ニュージーランドとの3位争いとなった。ニュージーランドチームは、前回2007年オーストラリア大会で日本チームとトータルポイントで順位が着かず、獲得マッチポイントで争ったほど、実力の拮抗したチーム。両国のプライドをかけた戦いが繰り広げられた。
午前のフォアサムマッチプレーで、日本は昨日までとペアリングを変更し、宇佐美祐
樹と大田和桂介(共に日本大3年)の最年長の実力者を同組とし、確実にポイントを挙げる作戦に出た。これが功奏し、Ryan Fox / Darren Wallace組を相手に3&2と勝利を収めると、昨日フォアサムで日本で唯一のポイントを挙げている小平智・大槻智春(共に日本大2年) も、ニュージーランドオープンのローアマチュアのThomas Spearman-Burn / Scott Johnson組を2&1で下し、2勝を挙げた。初選考同士の東北福祉大の先輩・後輩ペアとなった久我悠太郎(2年)・富村真治(1年) 組は、Daniel Pearce / Peter Spearman-Burn組に一歩及ばず2&1で敗退したものの、日本はフォアサムで2勝1敗と初めて勝ち越して、午後のシングルスマッチプレーを迎えることとなった。
午後のシングルスの先陣を切ったのは富村。対するThomas Spearman-Burnは昨年のニュージーランドマッチプレーアマチャンピオン。マッチプレーのスペシャリストであるSpearman-Burn相手に善戦するも2&1で破れ、カナダチームに2勝2敗で並ばれてしまった。続く2番手を務めた大槻が、Daniel Pearceとオールスクェアで引き分けると、昨日まで最終組でチームを牽引していた日本アマチャンピオン宇佐美が3番手で登場。Darren Wallaceを相手に17番までオールスクェアと手に汗握る接戦で、勝負はカナダ戦、オーストラリア戦と苦い涙を飲んだ最終18番ホールまで縺れ込んだ。宇佐美はWallaceがパーパットを外したのを見ると、見守る誰もの脳裏をよぎったであろうトラウマを、自らの力で払拭するかのごとく、最後のウィニングパットを丁寧に沈め、悲願の勝利を挙げた。
勢いづいた日本は、ここまで5敗と苦しい戦いをしてきた久我が、1upで迎えた最終18番でこれまで日本チームが外し続けてきた下りの1.5mのパットを真ん中からねじ込み、自らを解き放つ1勝を挙げて宇佐美に続くと、昨日「力の限りを尽くして36ホール戦い抜きます」と誓った小平もRyan Foxに2&1で日本チームの勝利を決めた。そして、最終日の最終組を務めたのは昨日、劇的な27mのスーパーパットで勝利をもぎ取った大田和。ここまでシングルスでは負けなしの自信もつけた大田和は、今日もPeter Spearman-Burn相手に14mのバーディパットを沈めるなど、前半だけで5バーディと全く相手を寄せ付けぬまま5&4と貫録勝ちを収め、結果シングルスでも4.5ポイントを挙げた日本が3位で本大会を終えた。
なお、昨日ニュージーランド相手に8勝1分と完勝し、ホスト国優勝を狙って勢いに乗るカナダと、4連覇・10回目の優勝のかかったオーストラリアの対戦は、終始カナダがリードする展開で、シングルスでは1マッチも与えない強さを見せつけ7.5ポイントを奪い、2001年振り2回目の優勝を飾った。
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