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競技報告
【小平は本来のプレーを取り戻し2&1でFoxを下す】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
‹○小平智 2&1 ●Ryan Fox›

「相手はパープレーなのに、自分1人で取ったり落としたりという独り相撲をしている」とここまでの試合を振り返った小平は、「今日は相手を見ずに、自分のプレーを」と心がけ、午後のシングルスに臨んだ。
1番ホールで相手のRyan Foxにサードショットをぴたりとピン傍につけられ出だしでリードを許すが、5番パー5では、8mのバーディパットを先に入れられるピンチに動ずることなく、7mに2オンしていたイーグルパットをねじ込みオールスクェアに戻す。そのままハーフターンした直後のパー5でも、確実に2オン2パットのバーディを奪い、終始自分のペースを崩すことなくプレー
を続ける。Faxのボギーもあり、完全に小平のペースとなった14番では、残り120ヤードのセカンドショットをピッチングウェッジでハーフショットしてフォローに乗せると、これが直接カップインして、2つ目のイーグルで勝負を決めた。

「最初は日の丸を背負うプレッシャーと、外国人プレーヤーとのマッチという試合形式に慣れずに、戸惑いがあった」と話す小平は、3日間の集大成である最終日のプレーを通じて「相手を意識せずに、バーディやイーグルをきちんと獲って勝てたことは、大変だっただけに成長出来たかなと思います」と、2日間苦しんだだけに今日の勝利で自信を得たようだ。

3日間という短い期間での適応能力の高さを垣間見せた小平は、「海外の選手の、とにかく勝負のかかった上がり3ホールの強さや、勝つ!という意識の高さは本当に勉強になりました。日本アマでは相手の出方を見ながら戦うことがほとんどですが、彼らは獲れるところではどんどんバーディを獲りに来るし、マッチプレーに良く慣れていますね。手応えもありましたが、課題の方がたくさん見つかる試合でした。今後もこのような試合に出られるよう頑張りたいです」と、本選手権を締めくくった。

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