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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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【ショットが好調な渡邉、2年連続出場の福田がともに+3でホールアウト】 |
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東とともに国際競技初出場となった渡邉彩香(埼玉栄高校1年)。「緊張しないでスタートが出来た」という渡邉は、2番(200ヤード・パー3)を4番アイアンで放ったティーショットを50センチにつけバーディーを先行させる。しかし、直後の3番で1メートルを外してボギーを叩くと、6番でアプローチミス、7番では3パットのミスで連続ボギー。8番で2メートルのバーディーパットを沈めて、前半を1オーバーパーで折り返す。
渡邉は「前半をオーバーパーとしましたが、ショットが良かったので、焦りはありませんでした」と、初の国際競技とは思えない落ち着きを見せていた。それは、昨日の練習ラウンドで「後半のほうが、攻めやすい
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イメージがあったから」という気持ちもあったからだろう。しかし、渡邉の思惑とは逆に、後半はボギーが先行する苦しい展開となってしまった。11番でアプローチを寄せきれずボギーを叩くと、続く12番では、1メートルのパーパットを決めきれず、この日2度目の連続ボギー。その後は、ボギーとバーディーが交互に来る出入りの激しいゴルフで、後半を2オーバーパー。この日は、4バーディー・7ボギーの75でホールアウトした。
渡邉の魅力である飛距離を活かしたいところだったが、「得意のパー5でバーディーが獲れず、ボギーにしてしまった」と悔しさをかみ殺す。「明日は、パー5でバーディーを獲る。自分はボギーを打たないプレーは出来ないので、バーディーをたくさん獲れるような攻めのプレーをしたい。目標は2アンダーパーです」と、今日の出遅れを取り戻そうと気合を入れなおした。
一方、7月にチームジャパン・ジュニアからナショナルチームに昇格した福田真未(沖学園高校2年)も2バーディー・3ボギー・1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフながら75にスコアをまとめて、チームに貢献した。昨年の本選手権で国際競技初出場となった福田は、緊張からかチームに貢献することが出来ない屈辱を味わっている。福田自身、リベンジをかけて臨んだ2度目のネイバーズ。「自信をもってスタートできた」という福田は、2番で6メートルのスライスラインをねじ込んで、バーディーを先行させる。
4番でボギーを叩いても、「良い流れでプレーできていた」と、落ち着いたプレーを見せていたが、6番で暗雲が立ち込める。このホールのティーショットを「凄く引っ掛けて」左の池に打ち込むと、3打目もグリーンに乗せられず、アプローチもミスして、ダブルボギーを叩いてしまう。「6番からティーショットが不安になっていまい、次第にアイアンショットもぶれ始めて…」9番でボギー、11番では3メートルを決めきれず、このままズルズルとスコアを落としてしまうかと思われた。苦しいプレーを続ける福田を救ったのは、「チームに迷惑をかけられない」という強い思いだった。「11番のボギーで、これ以上スコアを崩すと、不採用スコアになってしまう。ここで開き直って、“ティーショットは絶対に曲がらない”と自分に言い聞かせるようにしたら、不思議とショットも安定し始めました」という福田は、12番からは人が変わったように、安定したプレーでパーを積み重ねる。
最終18番をバーディーで締めくくった福田は、「やっぱり気持ちが大事ですね。後半の7ホールは内容的にも満足がいくものでした。最後もバーディーが獲れたので、明日に繋がると思います」と、大事な何かを掴んだようだ。「明日は、絶対にアンダーパーでプレーして、チーム一丸となって優勝を目指します」昨年より成長した姿を見せたい福田。チームのために、そして自分のリベンジのために、明日も強い気持ちでプレーする。
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