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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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【個人戦トップでチームを牽引した香妻】 |
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昨年の日本女子アマでメダリストとなり一躍注目を集めた香妻琴乃(日章学園高校2年)。世代交代となった女子ナショナルチームの中心選手として成長が期待される香妻は、4月のクィーンシリキットに続き、自身2度目の日本代表として、本選手権に出場した。第1ラウンドは、その期待に応えるかのようにバーディーを先行させる圧巻のプレーで5バーディー・3ボギーの70をマーク。2アンダーパーで個人戦単独首位に立つ活躍を見せた。
スタートの1番ホールで残り130ヤードの2打目をピッチングウェッジで5メートルに乗せた香妻は、このパットを慎重に沈めて幸先良くバーディー発進を決める。このまま、一気にスコアを伸ばしたいとこ
ろだったが、3番から3連続ボギーで、いきなり躓いた。特に4、5番は簡単にパーセーブが出来るホールなだけに「落ち込んだ気持ちを引きずりそうになっていた」という香妻。しかし、弱気になりかけた香妻を救ったのは、佐々木コーチの「他の選手のスコアもよくない」という一言だった。この言葉で、落ち着きを取り戻した香妻は、その後、プレーも安定し始める。「気持ちも開き直れて、決め切れなかったパッティングも強気に打つようにしたら、徐々にパットが入り始めた」という通り、8番で7メートルを決めると、10番では130ヤードの2打目をピッチングウェッジで50センチにつけてバーディーを奪い、スコアをイーブンパーに戻す。
後半は、ショットとパットがかみ合い、14番では3メートル、16番では残り100ヤードのセカンドショットを再び50センチにつけて、個人戦トップとなる2アンダーパーにスコアを伸ばした。しかし、香妻は「チームで決めたコースマネジメントで、パー5の攻め方の詰めが甘くて、自分で苦しいラウンドにしてしまっている」と、エースとしての自覚からか好スタートにも不満の表情。「とりあえず、今日の気持ちは一旦リセットして、パー5を上手に攻めてスコアメイクしていくように。堅実なプレーをしたい」昨年3位に甘んじた日本チームの雪辱が、香妻の双肩にかかっている。
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