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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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【日大同期の大田和と宇佐美は、ともにアンダーパーでチームに貢献】 |
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日本アマで悲願の初優勝を果たし、本選手権に乗り込んだ宇佐美祐樹(日本大3年)。エースとしての期待に応えるプレーで、チームを牽引した。
スタートの1番で1.5メートルを決めて幸先良くバーディーを奪うと、4番で5メートル、8番で6メートルを沈める。前半のボギーは7番の1ホールに抑えた宇佐美は、2アンダーパーで後半に折り返す。前半の宇佐美の好調なプレーの遠因となったのは、同伴競技者で日本アマにも出場したMeen-Whee Kimのプレー振りだった。
Kimが7番まで5アンダーパーとスコアを伸ばしたのを横目に「自分も彼においていかれないように、良い集中が出来た」と、笑顔を見せる。雨が降り出
した後半は、Kimがスコアを崩すのを尻目に、宇佐美は12番こそボギーを叩いたが、16番で3メートル、17番で50センチ、18番で1.5メートルを決めて3連続バーディーでフィニッシュ。日本アマ優勝者の貫禄を見せつける圧倒的な強さを見せて、5アンダーパー・67でホールアウトした。
「後半は、難しいホールロケーションと雨にバーディーチャンスを決めきれずストレスがたまりましたが、最後まで集中を切らさずにプレーできた。今日はパー4でバーディーをたくさん獲れたことには納得していますが、パー5で取りこぼした。明日は、パー5でもスコアを伸ばして、今日ぐらいのスコアでプレーしたいですね」と余裕のコメント。日本アマチャンピオンのプライドに賭けて、残り1日もチームを鼓舞するプレーを誓った。
パーを積み重ねる愚直なプレーが身上の大田和桂介(日本大3年)。国際競技初出場となる本選手権でも、そのプレー振りは変わらず、3バーディー・ノーボギーの安定した内容でチームに貢献した。
2番ホールでアゲインストの風の中、210ヤードの2打目を5番ウッドでピン奥3メートルにつけると、これを決めてバーディーを奪う。4番では、ガードバンカーの縁の左足下がりの難しいライからアプローチを1メートルに寄せてパーをセーブ。そこからはピンチらしいピンチもなく13番までパーを続け、14番で2メートル、18番(パー5)では、計算とおり2オン2パットのバーディーで締めくくった。
「今日は、ティーショットでフェアウェイをキープして、パーオンしてパーを積み重ねる自分らしいプレーが出来ました」と納得の表情。「もう少しスコアを伸ばせるかと思いましたが、芝目や複雑な傾斜でグリーンを読みきれませんでした。でも、同伴競技者もグリーン上で苦しんでいたので、焦りはなかったし、目の前の1打に集中することが出来ました」と今日のプレーを冷静に振り返る。「明日もノーボギーを目標として、前半でパーを重ねて流れを掴んで、後半にスコアを伸ばせるように頑張ります」と、明日への意気込みを静かに語った。
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