HOME [国際競技] JGA National Team Official Supplier 【復活の狼煙を上げた薗田俊輔】 ｜ 第1日 ｜ 競技報告：JGA 写真：JGA 昨年の世界アマ、年が明けてのアジア太平洋オープンアマ、関東アマ、日本アマと納得のいくプレーが出来ず、悶々としてきた薗田峻輔（明治大2年）が、その鬱憤を晴らす1イーグル・4バーディー・ノーボギーの完璧なプレーを見せて、6アンダーパーをマーク。個人戦2位につける活躍で、復活の狼煙を上げた。 この日の薗田は、これまでの不調が嘘のようにドライバーでフェアウェイをキープし、着実にパーオンする。「ドライバーが本当に良くて、気持ちよく振れている分、アイアンショットもプレッシャーがかからず、無理せずグリーンを捉えることが出来た。本当にショットがよくかみ合ったラウンドだった」と今日のプレーを自画自賛する。 その言葉に偽りはなく、5番から2メートル前後のバーディーパットを3連続で決めて、波に乗ると、後半も12番でバーディー。最終18番では210ヤードのセカンドショットを5番アイアンで30センチにつけるスーパーショットでバーディーを奪って見せた。 しかし、この日の薗田が万全だったとは言いがたい。13番から17番まではいずれも2メートル～３メートルのバーディーチャンスを決められずにパーとしたもの。ゴルフに「たら、れば」は禁物だが、この5ホールのうち、どれか１つでもバーディーを奪っていれば、と思わせるのは、薗田の実力から言って、酷なことではないだろう。「今日は、ちょっとだけ鬱憤を晴らすことが出来ました。明日も、パー3は慎重にプレーして、パー5で確実にスコアを伸ばしたい。今のショットの切れがあれば、パー４でも多くのチャンスは作れると思うので、今日より良いスコアでプレーしたい」この勢いのまま、完全復活を成し遂げ、日本チーム3度目の優勝に貢献したい。 その他の記事はこちら 戻る