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競技報告
【昨年ベスト8の柏原は2位タイで2年連続マッチプレーに】
第2日 競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi
昨年、中学2年生で日本女子アマに初出場。クォリファイラウンドをクリアしたばかりかマッチプレーでも1、2回戦を勝ち進みベスト8に名乗りを挙げた柏原明日架(宮崎大淀CC)。
今大会は第1日71、第2日70と安定したスコアを並べて堂々2位タイでの2年連続マッチプレー進出を決めた。昨年よりひと回り大きくなって、飛距離も10ヤード以上伸びたという。もともと、かなりの飛ばし屋だった。3アンダーパーという好スコアは、より伸びた飛距離のおかげか。
「昨年までのように、とんでもなく曲がるというショットはなくなったと思います。はい、曲がり幅は小さくなりました。でも、ずっと続けているショートゲームが、ピンチをかなり救ってくれました。スコアを崩さずに済んだのは、そのおかげだと思います」

2位タイで日本女子オープンへの出場権が与えられた。実は、昨年もベスト8での資格があったのだが、エントリーミスで出場をミスミス逃してしまった。「今年は、早めにエントリーして、絶対に出場させてもらいます。昨年は、テレビ観戦でした。自分は、まだプロと同じ土俵に上がったことがないので、そういう意味でも楽しみです」
日本女子アマを飛び越してしまったような話になってしまったが、マッチプレーについては「とりあえずの目標はベスト32でしたから、第一目標達成です。あとは、自分らしく思い切ってやります。結果を追求するのではなく、結果はついてくる。そんな気持ちで精一杯プレーしたいです」

言葉は慎重だったが、実は昨年の3回戦では、15番ホールまで2UPを奪いながら、逆転を許して敗退。口惜しさも味わっている。第一目標達成といったところに、口にはしない第二、第三の目標が隠されているようだ。

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