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競技報告
【ナショナルチームの城間が自身初のホールインワン】
第2日 競技報告:塩原義雄 写真:Gary Kobayashi
道央興発㈱の吉村社長より表彰
「初めてなんです。ボールがカップに消えるまで、しっかり見届けました」
5番パー3(162ヤード)だった。6番アイアンでのショットはピン左手前に落下した。ピンに向かって右傾斜しているライ。狙い通りのショットだった。落下したボールは傾斜でピンに寄っていく。
「最初は、うまく寄っていってくれたな…と思ったのですが、転がり続けてどんどんカップに近づいていって、そのまま転がり込んでいきました」

第1日は75と出遅れた。第2日には挽回して「絶対にマッチプレーに進出するぞって、自分に言い聞かせていました」
その意気込みが空回りして、第2日は2、3番とボギーが先行してしまった。そこに生まれた初のホ
5番ホールでのショット
ールインワン。これで一気に連続ボギーの分を取り戻した。さらに、気持ちも乗って6、7番と連続バーディ。ところが、インにターンしての10番でティーショットをプッシュアウトして林に打ち込んでしまう。ボールは木の根っこ。スウィングもできない状況でアンプレヤブルを宣言、結局ダブルボギーにしてしまった。これで通算3オーバー。またもや追い詰められてしまった。11番からはチャンスの連続だったが、焦りがストロークを狂わせていた。ようやくバーディを決めたのは15番で、4メートルが決まった。

これでひと安心? いや、安心するのは早かった。続く17番で第2打をショートさせ、深いラフから寄せ切れずにボギーにしてしまう。これで、またパープレーに戻った。実は、城間はカットラインを「2オーバーならOK。3オーバーでプレーオフ」と読んでいた。第1日が好スコア続出だったためだ。実際は、予想より1打ずつ多かったから、通算3オーバーなら問題なかったのだが…。最終18番をバーディーで締めくくって、この日は71。通算2オーバーでようやく胸をなでおろした。

城間にとっては、初のマッチプレー進出だが、4月にJGAから派遣されたニュージーランド女子アマ(日本女子アマと同形式)でストロークプレーを3位タイでマッチプレーに進出、1、2回戦を勝ち上がってベスト8に食い込んでいる。
「あれが、本当にいい経験になりました。特に2回戦は大接戦の展開で、どういう状況でどんな心境になるのか、自分をつかめたように思います」
初の日本女子アマでのマッチプレー。ホールインワンの勢いとニュージーランドの経験で突っ走れるか。

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