2010年度(第52回)日本女子アマチュアゴルフ選手権競技は、第3日目1回戦の16マッチを行った。
メダリストの森美穂(ゴールド福井CC)は、出だしの2番ホールで北村響(名神栗東CC)に先にバーディを奪われ先行されたが、続く3番、4番ですぐに奪い返してリードを奪うと、その後も落ち着いたプレーぶりで4&2で4度目にしてマッチ初勝利を飾った。
圧勝劇を見せたのは昨日、自身初のホールインワンを決め、勢いのある城間絵梨(沖学園高2年)。葭葉ルミ(大平台CC)を相手に9番をバーディとして3upで前半を終えると、そのまま10番から13番まで5連続でホールを奪い、7&5で決着。約2時間半でベス
ト16に一番乗りを果たした。
しかし、毎年必ず波乱が起こり、ストロークプレーのように行かないのがマッチプレー。今年も波乱含みの幕開けとなった。
今大会マッチプレー進出者の中で、最多の6年連続出場を誇る宮澤亜衣(フェニックスCC)を、プレーオフから勝ち上がった久保宣子(グロワールGC)が5&4の大差で破ると、中学3年生の永峰咲希(宮崎大淀CC)が、2007年度のメダリストの香妻琴乃(日章学園高3年)に、エクストラホールで逆転勝ちの大金星を上げた。
また、地元の期待を背負った藤田光里(北海道連盟)は、ナショナルチームの先輩、比嘉真美子(本部高2年)に、一時は3upまでリードしたものの、じわりじわりと差を詰められて18番ホールで追いつかれると、そのままエクストラの1番ホールも奪われ、逆転負けを喫した。
勝ち上がった16名は、日本女子オープンゴルフ選手権競技の出場資格を与えられるベスト8をかけて、続いて本日2回戦をプレー中。
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