首位と1打差の2位でスタートした武尾咲希(会津学鳳高校1年)は、「出入りの激しい」ゴルフだったと2日目のプレーを振り返った。昨日決まったパットが入らない。ラインの読み方でも曲がりを大きく見すぎたり、あるいはボールがカップまで届かなかったりと、グリーンのタッチもあっていなかった。それに加えて、この日はバンカーによくつかまった。10番ホールからスタートして、11番の第2打をバンカーに入れ、ボギー。12番ではティショットをバンカー、第2打もバンカーに入れ、連続ボギー。14番では3打目をバンカーに入れ、またボギー。ことごとくバンカーからリカバリーできずに、ボギーを叩いてしまった。
結局この日は2
オーバーパー74だが、通算イーブンパーで首位の福田真未とは5打差の2位につけている。それでも「目標はパープレーだったので」スコアには納得をしている。それは、これまでは「第1ラウンドはスコアがいいのに、2日目に叩いてしまい、我慢できない」ことが多かったからだ。今年の東北ジュニアでは第1ラウンド73で首位タイも、最終ラウンドに78を叩いて3位タイに終わっている。あの時は「悔しい思いをした」ので、「次の試合では2日目にいいスコアを出すこと」と心に決めていたのだ。それだけに「74」はいいとはいえないが、及第点を与えられる。
明日はもちろん優勝を狙うが、まずはスコアを「アンダーパー」にすることが彼女の目標だ。20日(金)9時27分、福田、野村敏京との最終組でティオフする。
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