7月のステップアップツアー、ANAプリンセスカップをアマチュアで制した高橋恵(佐久長聖中2年)と今年の日本女子アマチュアゴルフ選手権競技で決勝に進みランナーアップとなった柏原明日架(宮崎市立東大宮中3年)は、今大会優勝候補の筆頭に並びたてられているスーパー中学生だ。第1日は、高橋が74で7位タイ、柏原は76で13位タイのスタートだった。
「良くもなく、悪くもない。そんな1日でした」と高橋。「得たものが二つありました。暑い中、後半も崩れなかったことと、15番で苦手なスライスラインがしっかり打てた(バーディ)ことです。ちょっと自信をもてるようになりました」
柏原は1、3番をバーディとす
る好スタートを切ったが5番で右林に打ち込んでボギーを叩くと、続く6番でもドライバーショットをプッシュアウトさせた。落下地点にいってボールを探したが見つからずにロストボールとなる不運でダブルボギー。このアクシデントでリズムを崩してしまったようで、その後も3ボギーを叩いての76となった。
「不満いっぱいのゴルフになってしまいました。でも、今日が最低のゴルフだったと思えるように、残る2日間エンジン全開でいきます」
女子12~14歳の部も、今大会から従来の2日間36ホールから3日間54ホール競技になった。両選手ともに挽回のチャンスが十分に残されている。
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