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競技報告
【気持ちが空回りした高橋恵と柏原明日架】
第3日 競技報告:塩原義雄 写真:JGA
高橋恵
柏原明日架
追い上げが期待された高橋恵(佐久長聖中2年)と柏原明日架(宮崎市立東大宮中3年)。最終ラウンドは、最終組の前で同組でのラウンドだった。「明日架さんとは仲がいいし、ライバルでもあると思っているので、同じ組でプレーするのは楽しい」と語っていたのは高橋だった。一方の柏原は「恵ちゃんと二人で追いかけられればいいな…」

現実は、二人の願い、思惑とは逆の展開が待っていた。高橋はパットに苦しめられ、柏原はドライバーショットが乱れた。スタートの1番で高橋は3パット、柏原は右林に打ち込んでともにボギー。ダッシュしていくつもりが、いきなりのつまずきで流れを悪くしてしまった。柏原は3連続ボギー。高橋も4ホール
で3ボギー。トップグループとの差は開くばかり。

柏原はティショットでのドライバーを封印し、3Wに切り替えてフェアウェイキープからの攻めを図ったが、チャンスを作り切れない。14番パー5ホールでは左林からフェアウェイに出した後の第3打を右OBに打ち込むトリプルボギーもあって79と大きくスコアを崩した。

一方の高橋の後半も4バーディ・2ボギー・1ダブルボギーと波のあるゴルフで75に終わった。「口惜しさを通り越して、涙も出ません。自分が情けないです。今後ですか? これまでと同じことをやっていたのでは、また今日みたいなゴルフになるでしょうから、スウィング調整、トレーニング方法からクラブ設定まで全て見直して、1からやり直しを考えなければならないでしょうね」(柏原)

「自分が甘かったです。もっとしっかりスケジュールを考え、体調も管理しないとゴルフにならないことがわかりました。来年こそ万全の備えで絶対に優勝します」(高橋)

二人のスーパー中学生は、反省の弁ばかりだった。


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