同志社大学の友人達が大挙して1番ホールのティインググラウンドの後方で、応援を送っている。その声を一身に浴びてスタートした東香里(同志社大学4年)だったが、ティショットを左のバンカーに打ち込み、3パット。まさかのダブルボギー発進で、出鼻をくじかれ、2バーディ・7ボギー・1ダブルボギーの78と大きくスコアを落とし、3打差2位に終わった。「今日は全体的に運が悪かった。バンカーの縁に球を打ち込んで、アドレスが取れなかったり…もやもやはしていないけれど、終わってしまったという…」そういい残して、友人や応援に来ていただいた人たちに悔しさを隠して健気に挨拶をしていた。
一方、最終組の1つ前でプレーした
牧里奈(名古屋商科大学3年)は、「3日間、自分のプレーができた」と屈託のない笑顔を見せた。この日は1バーディ・5ボギーの75でホールアウト。通算10オーバーパーで3位入賞を果たした。「でも、この暑さには参りました。後半は集中力も切れてしまって。来年、今年以上の成績を残すために、体力をつけます」と早くも来年の雪辱を期していた。
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