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競技報告
【本選出場を決めた4人のそれぞれの思い】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
藤田寛之
谷口 徹
雨中のラウンドで他を寄せ付けぬ圧倒的なプレーを見せたのは、今年早くも1勝を上げて好調を維持している藤田寛之だった。第1ラウンドを7バーディの65でホールアウトすると、続く第2ラウンドも前半で6つ、後半で3つのバーディを奪い、ボギーは18番の1ホールだけという完璧な内容。通算15アンダーパーという好スコアは、関係者も驚きを隠せなかった。ホールアウト後の藤田は「めちゃくちゃ嬉しいです。やっと全米OPに行けるという感じです」と喜びを隠せない。藤田は2006年、2009年の日本での最終予選に加え、過去には米国で行われた最終予選にも出場し、全米OPへの並々ならぬ思いをもっていただけに、喜びもひとしお。「
ポール・シーハン
横尾 要
最初のラウンドでアンダーパーをマークできれば、チャンスがあると思っていた。パターの調子がよくて7アンダーパーで回れたので、後半も無理せずプレーできた」と満足げ。好スコアの要因を問われると、「昨年の日本オープンよりラフも短いし、フェアウェイも広くて精神的にも楽にプレーできた」と話す。「全米オープン…自分の位置づけで権威ある大会です。ひとつでも上の順位に行けるように。行くのは楽しみもあるけれど、不安もあります。自分のコンディションを上げるために、もう一度準備をしたい」と夢舞台への思いを語った。

2006年と2007年に続いて3度目のセクショナルクオリファイング通過を果たしたのが通算10アンダーパーで2位となった谷口徹。開口一番、「藤田に負けたのが悔しい」と冗談を飛ばすが、今日のプレーには「朝にパターを修正したのでばっちりだった」と納得の表情。過去2度の本選はいずれも第2ラウンドでカットされているだけに、3度目の正直を目指したいところ。「全米オープンに出ないと、人生の張り合いがなくなってしまうよ。まぁ、今度こそリベンジします。やる気は満々なので、低い目標は見ていない」と、意気込んで見せた。

通算7アンダーパーの3位タイで本選への出場権を手中に収めたのは、ポール・シーハンと横尾要。シーハンは、「今日のラウンドは、同組でプレーした藤田さんのおかげかもしれない」と相好を崩す。36ホールで8バーディ・1ボギーのプレー振りを「彼のファンタスティックなプレーに引っ張られて、自分も良いプレーが出来た」と振り返った。「昨日からの雨で厳しいコンディションだったが、武蔵CCは万全の状態だった。武蔵CCの素晴らしいスタッフにも感謝したい」と、話すシーハン。「ぺブルビーチは2007年に一度プレーしていて、とても好きなコースのひとつ。そこで行われる全米オープンに出場できるチャンスを得られて、とても興奮している」と、ビッグチャンスを手にした喜びを隠さなかった。

一方の横尾は、2007年と2009年に続いて3度目のセクショナルクオリファイング通過。「なんか縁があるんですかね」と苦笑いを見せる。途中のスコアの状況は、「全くわからなかった」という横尾。「ホールアウト後に通過を知って…今日は、本当にしんどかった。最終組だったし、残り4ホールは雨も強くなって。それでもその4ホールでパーセーブできたから良かった」と胸をなでおろした。全米オープンの2度の挑戦は、カットに終わっているが、「今年のぺブルビーチのほうが、昨年よりチャンスがあると思う」と虎視眈々と上位進出を目指す。

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