日本ゴルフ協会主催本選競技の初戦となる2011年度(第19回)日本女子シニアゴルフ選手権競技が明日12日、兵庫県の西宮カントリー倶楽部で開幕。3月11日に発生し、関東・東北地方に甚大な被害をもたらした東日本大震災の復興支援のため当協会の全主催競技は「震災復興支援グリーン・ティー・チャリティー」として開催される。
練習日となる11日。会場の西宮カントリー倶楽部は、1955年の開場。井上誠一氏の設計による18ホールは、池で囲まれた浮島のようなグリーンや川越えなど変化に富んだレイアウトが特徴で、その様式美と裏腹に、攻略には正確なショットが要求される難コースとして知られる。
練習ラウンドと
なる11日は、前線と台風1号の影響によって強い風雨に見舞われたが、出場選手は練習ラウンドを積極的にこなし、入念なコースチェックを行っていた。本年、前人未到の4連覇の期待がかかる三木逸子(土佐)、過去3大会で三木の後塵を拝してきたライバルの阪本知子(レイク浜松)、本選手権3度の優勝を数える林恵子(総武)ら142名が出場する本選手権。明日も天候の回復が見込まれない厳しいコンディションが予想されるが、優勝杯をめぐる激しい熱戦が期待される。
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