「ショットが左右に曲がって、大変です」と苦笑いを見せたのは、1アンダーパーの7位タイで第1ラウンドを終えた東香里(津山)。昨年まで京都の同志社大学に通っていた東にとって関西圏は準地元とも言える。
現に、宝塚ゴルフ倶楽部には、男子の対抗戦で応援に来たこともあるという。そのときから、「難しそう」という印象を持っていたそうだが、この日、実際にプレーして、よりその思いは間違いないことに気がついた。「コースが狭くて、ティーショットの打ち所が非常に狭められている。攻めにくいですよ」その東を救ったのがパッティングだった。
前半4番7メートル、5番で2メートルを沈めて連続バーディを奪うと、7、8番
の連続ボギーを叩き前半をパープレーで終えるも、「前半のプレーは充分に納得できました。厳しいパーパットを決めることが出来ましたし」と、泰然自若な風。後半は17番で90ヤードの3打目をアプローチウェッジで1メートルにつけ1つスコアを伸ばして、7位タイと好位置につけた。
今日は、妹の浩子も好調なプレーで2アンダーパーの3位タイ。姉妹揃ってのマッチプレー進出にも期待がかかる。
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