絶対的な本命不在といわれる今大会。その中で有力候補のひとりとして名前を挙げられているのが比嘉真美子(本部高校)である。JGA女子ナショナルチームの主力選手で国際大会の経験も豊富だ。ホールアウトし、スコアカードを提出するなり「ダメでした!」。
「大会前まで調子も良かったのに、今日は、つながりませんでした。ドライバーショットが荒れるし、ミスすると次でカバーするどころか、またミスが続いてしまう。そんな状態でした」
4バーディを奪いながら、ボギーも同数でパープレーにとどまった。その内容がよほど口惜しかったようで、インタビューもそこそこに切り上げると練習場へと足を向けた。
「きちんと自
分のトップスウィングのポジションに収まるようにドライバーショットを修正してきます。その成果は、明日のビッグスコアでお見せできると思います。失礼します」
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