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競技報告
【柏原明日架、堀奈津佳は3位タイで日本女子オープンの出場権も】
第2日 競技報告:塩原義雄 写真:G.Kobayashi/JGA
柏原明日架
10番ホールからのスタートで18ホール目の9番でピンチの後の7メートルを沈めてパーをセーブした柏原明日架(宮崎大淀)が、ガッツポーズを繰り出した。このホール、ドライバーショットを左林に引っ掛け、第2打は出すだけ。第3打でようやくグリーンに乗せての1パットだった。ガッツプレーは、ピンチをしのいだことの高揚感からだけではなかった。1アンダーパーからスタートして前半を35で折り返し、後半を3バーディ・1ボギー。第2日を69として通算4アンダーパーまでスコアを伸ばしていた。

「自分としては、最後をパーにしたことでメダリストもあると思っていたんです」日本女子アマから日本女子オープンへ。昨年はランナ
堀奈津佳
ーアップの資格でそれを実現した。今年は、メダリストになって早々と連続出場を決める。密かな思いだった。クラブハウスに戻り、スコアカード提出所前まできて、一瞬肩を落とした。速報の一番上に6アンダーパーで大城美南海、池田智廣両選手の名前が並んでいた。

「やったと思っていたんですけど、甘かったですね」しかし、その失望もストロークプレー3位までに日本女子オープンの出場資格が与えられること聞いて、「じゃあ、あのガッツポーズもまんざら独りよがりじゃなかったってことですね」。

マッチプレーでは、自分に課したテーマがある。「1打に一喜一憂しない」ということだ。半紙に墨で書き、部屋に貼っているという。

柏原とともに3位タイでマッチプレー進出を決めると同時に日本女子オープンもこれまた連続出場を決めたのが堀奈津佳(徳島)だった。「昨日は、ショットの調子が悪くてイーブンパーでしたけど、今日はうまく修正できてショット、パットが噛み合ってくれました」ということで、6バーディ・2ボギーと第2日のベストスコアとなる68を叩き出した。

「5番がちょっと苦手なホールなので、ここをうまく乗り切ればマッチプレーでも波に乗れると思います」
日本女子オープンでは、昨年プレーオフでローアマチュアを逃した苦い思いがあるが「それは、この大会が終わってからのことです。今はマッチプレーに専念します」

第2日のようなゴルフの内容が続けば、勝ち上がっていくことを期待できる。

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