中学3年生ながら2度目の日本女子アマで初のマッチプレー進出を決めた佐々木笙子(JOYXGC上月C)。1回戦は、マッチプレーの経験不足が露呈して、中部女子アマ優勝の松田唯里(芦原)に3and2で敗退。
スタートの1番で3パットからいきなり相手にリードを許した佐々木は、その後取りつ取られつの一進一退の展開で、前半を終えてオールスクウェア。「ショットの調子は良かったけれど、パッティングのタッチが合っていなくて。カップに蹴られたり惜しいパットも多くて…」と苦しんでいたという。
10番で松田にリードを許して迎えた11番。佐々木は30ヤードのアプローチを直接放り込むチップインバーディを奪ったが
、ここで、喜びの余り「相手に、OKを出してしまって…」このホールを分けにしてしまう。マッチプレーの経験不足がよもやの事態を迎え、佐々木本人も、「ここで流れが変わってしまった」と悔やむも後の祭り。佐々木は、12番、16番を松田に獲られてベスト16進出はならなかった。「マッチプレーの経験がなくて、相手との駆け引きも上手くできず…もっといい成績を残したかったのに」と肩を落とす。「でも、今日で、少しはマッチプレーも慣れたと思うし、来年は…」と、悔しさを噛み殺していた。
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