準々決勝第1試合の比嘉真美子(本部高校)と宮澤亜衣(フェニックス)。強風の中でスタートしたこのマッチは、前半比嘉のショットとパットがかみ合わず、宮澤が2番ホールで先手を奪うと、続く3番も宮澤が連続でアップ。徐々に力みも消えて調子を取り戻し始めた比嘉が6番で取り返すも宮澤が1upで後半に突入した。10番で比嘉がオールスクウェアに戻すと、12、13番を連続で比嘉が奪い2アップ。
迎えた14番で、宮澤が5メートルのバーディパットを沈めると、比嘉も2.5メートルにつけたバーディパットをねじ込みこのホールを分け。15番パー3で宮澤が3パットのボギーで比嘉3アップになり、続くドーミーホールとなった1
6番。宮澤が4.5メートルのバーディパットを決めるが、比嘉が2メートルのバーディパット入れ返し決着。粘る宮澤を力でねじ伏せ3and2で比嘉が勝利を収めた。
★宮澤は、初のベスト4入りを目前にして、最大の山場となった比嘉真美子(本部高校)との準々決勝。前半は、比嘉の調子が上がらないところをつけ入ってリードを奪っていたが、後半に比嘉のパッティングが復調し始めると、一度もホールを奪えなかった。「調子は悪くありませんでしたし、疲れもありませんでした。前半を1upで終えたときには、このままのペースでいこうと思っていたのですが…比嘉さんも調子を取り戻してきて、グイグイと攻めてきました。それに負けないようにと思ってプレーしていたのですが…。
これまでは父が会場に来てくれて、2人で戦略を立てて闘ってきましたが、今年は初めて1人で女子アマに来て、マネジメントも自分で考えました。自分が成長できているなという実感もありますが、目標は優勝でしたので満足はできません」
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