「震災復興支援グリーン・ティー・チャリティー2011年度(第96回)日本アマチュアゴルフ選手権競技」は9日、愛知県の三好カントリー倶楽部・西コースで36ホール・マッチプレーによる決勝戦が行われた。昨年の日本学生ゴルフ選手権で最後まで優勝を争った櫻井勝之(明治大)と藤本佳則(東北福祉大)による決勝戦は、前半で藤本が2upのリードを奪うと、後半は一転して櫻井のペースに。途中3downまでつけられた差を24ホール目から4ホール連続でアップを奪い、27ホールでついに1upのリードを奪う。28ホール目以降は、ピンチにもパットとアプローチでしのぐ藤本に対し、櫻井が冷静にパーセーブを続ける。最終ホールまでも
つれこんだ決勝の決着は、両者パーでホールアウトし、櫻井が1upで日本アマチュアゴルフ選手権競技初優勝を果たした。櫻井は、芝本順三、原田盛治、石本喜義、中部銀次郎、山田健一、倉本昌弘、長田敬市、川岸良兼、宮里優作、甲斐慎太郎に続き史上11人目の日本学生と日本アマの両タイトルホルダーとなった。
なお、18ホール・マッチプレーで行われた浅地洋佑(鷹)と古田幸希(十和田国際)の3位決定戦は、12番までお互い譲らずオールスクウェアの熱戦となったが、13番で古田がボギーを叩きリードを奪った浅地が、16番でパーセーブし3and2で勝利を収めた。
|