阿久津未来也(作新学院高校2年)は、「夏休みの間、ドライバーが荒れに荒れていた」という。それが日本ジュニアになると、「今日は、今年1番のドライバーショットが打てた」というのだから不思議だ。ティーショットでフェアウェイをキープできれば、おのずとセカンドショットにフライヤーなど余計な気を使うこともなくなる。それがこの日の5バーディ・2ボギーというスコアに繋がった。後半の10番から13番、15番でもスコアを伸ばすチャンスはあったというが、「1つでも入ってくれればという気持ちも嘘ではありませんが、それは望みすぎです」と謙虚に語る。「これまでの調子を考えれば、60台でホールアウトできたことで充分満足です
」と笑顔を見せた阿久津。「明日は4アンダーパー」という目標も、復調したティーショットがあれば不可能ではない。
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