JGAナショナルチームの選手たちが第1ラウンドの上位に名前を連ねた。その中での最上位が城間絵梨(沖学園高3年)でトップの権藤可恋に2打差の2位だった。
10番(パー5)からのスタートで持ち前のロングドライブを生かして楽々とバーディ発進すると、13番(パー5)も攻めた。ドライバーショットをフェアウェイ中央に打ち出したあと、グリーンまで215ヤードの第2打を5番ウッドでキャリーさせ、ピン横1メートルにつける。このイーグルパットを慎重に決めて、自分の流れをガッチリとつかんだ。17番でも左ラフからの100ヤードを1メートルにつけるバーディで4アンダーパーに。18番ではティーショットを左バンカーに
打ち込み、しかもアゴに近くて出すだけという状況からボギーにしてつまづきかけたが、動じる様子をのぞかせることはなかった。
アウトにターンして3番(パー5)、4番(パー3)と連続バーディで5アンダーパーでのホールアウトとなった。5つあるパー5ホールで1イーグル・2バーディ。いかにも城間らしいスコアの稼ぎようではあった。
「今日のゴルフには納得しています。自分らしい攻めのゴルフができました」
好スタートを切った城間には、自身への課題がある。それは、いかに安定したゴルフを最後まで続けるかだ。
「2日間、3日間の競技だと、最終ラウンドまでいいプレーが続かない。体力的な問題ではなく、メンタルなことだと思うのですが、リズムが崩れてしまうんです。だから、今大会は、これが最後ということでもあるので、3日間ともアンダーパーでプレーして課題をクリアし、優勝したい。自分に期待したいです」
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