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競技報告
【最初で最後の本部門出場となる佐々木笙子は、絶対に勝ちたいと意気込む】
第1日 競技報告:JGA 写真:Y.Watanabe
関西ジュニアで2位に入り、本部門初出場の佐々木笙子(猪名川中学3年)が5バーディ・4ボギーの出入りの激しい内容ながら1アンダーパーにスコアをまとめて7位タイで第1ラウンドを終えた。10番ホールからティーオフした佐々木は、2.5メートルのフックラインを沈めてバーディ発進。しかし、12、13番と連続ボギー。14番でバーディ。15番でボギーとスコアが安定せず、前半を2オーバーパーで終える。「前半はドライバーショットが右に出て、林やラフで大変でした」という佐々木。練習場では、ドライバーショットの調子が良く、「コースでも飛距離を出そうと右手に力が入りすぎて…」とミスの原因を分析する冷静さが後半の安定したプレーに繋がった。3番で1メートル、5番で2メートル、7番で1メートルと3ホールでバーディを奪って、首位と4打差と逆転も狙える好位置に順位を上げた。成長期にある体を考え、「キャディーバッグを担いでのプレーはしなかった」佐々木は、満を持して今年の関西ジュニアに出場。最終ラウンドの16番まで首位に立ち、初優勝を目前にしていたが、勝負どころのミスで2位と悔し涙を飲んだ。だからこそ、「この日本ジュニアでリベンジしたい」という気持ちは強い。「今日は、前半でスコアを乱してしまいましたが、後半盛り返せたので。まだ2日あるし、逆転を狙います」と力強く語った。

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