本部門初出場の勝みなみ(鹿児島市立長田中学校1年)が4アンダーパーをマークして首位と1打差の2位タイと好スタートを切った。「ショートアイアンが好調だった」という勝は、2番で100ヤードのセカンドショットをピッチングウェッジで1.5メートルにつけてバーディが先行すると、5番では120ヤードをまたもピッチングウェッジで1メートルにつけ前半で2つスコアを伸ばす。後半も11番(パー3)で6番アイアンのティーショットが2メートル。15番(パー5)でもバーディを奪って、4バーディ・ノーボギーと完璧なプレーを見せた。初の日本ジュニアに「凄く緊張した」という勝だが、プレー自体は、「短い距離がピンに絡んだので楽
でした」という。それでも、5つあるパー5で1バーディに、「もっとスコアを伸ばせたのに…」と残念がる。もうひとつ勝を悔しがらせたのは、3メートルのチャンスについても、パットを決め切れなかったこと。「あれが入っていれば、7アンダーパーは出せた」と苦笑い。昨年行われた全国小学生ゴルフ大会では、3位タイ。今年の九州ジュニアでは初出場初優勝を飾っている実力者だが、「明日はスコアを崩さないように。パープレーで回れれれば…」と慎重だった。
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