松山英樹(東北福祉大2年)は、先週中国の深圳で開催されていたユニバーシアード競技大会で日本代表チームの一員としてプレーして、個人金メダルを獲得し、団体でも日本に金メダルをもたらした。
その勢いをそのまま、日本学生ゴルフ選手権競技へ持ち込んだ。「調子がいいのか悪いのか、わからない」といいながらも5バーディ・1ボギーの4アンダーパー68をマークした。「チャンスもあったし、ピンチもあった」が「スコア的にはいいので」まずまずといった様子だ。先週は気温が36度もある会場でプレーしていたこともあり、29.5度だった「今日は楽だった」とプレーしやすかったようだ。
まだ「第1ラウンドなので」勝負は
まだまだこれから。今年マスターズのローアマチュアを獲得した松山には貫禄すら感じる。先月の日本アマチュアゴルフ選手権競技ではベスト16に終わり悔しさが募った。しかし、そのあとの男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」ではツアー最長コース(7471ヤード)である小樽カントリー倶楽部で通算8アンダーパーをマークし、大学の先輩である藤本佳則を1打抑えて、ベストアマチュアに輝き、並みいるプロの中で8位に食い込む活躍を見せた。優勝候補の松山が復調した。2日目以降の彼のプレーがますます楽しみになってきた。
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