今年の東北女子アマチャンピオンで日本女子アマでもベスト32入りを果たした佐藤絵美(東北福祉大学2年)。ユニバーシアード競技大会の代表にも選ばれるなど充実のときを向かえた佐藤は、優勝を目標に本選手権に臨んだが、通算12オーバーパーの7位タイに終わった。
最終ラウンド、ボギースタートの佐藤は、8番で右ラフから160ヤードのセカンドショットを5番アイアンで1メートルにつけてバーディを奪ったが、これがこの日唯一のバーディとなってしまった。10、17番で3パットのミスからボギーを叩き、この日2オーバーパーに終わった。
ユニバーシアードからの連戦に「疲れがないと言えば、嘘になりますが、それを言
い訳にはしたくない」と気丈に話す。「ショットの調子は良かったですし、優勝も目指していましたし、気持ちも前向きにプレーできましたが…」体力不足から徐々にショットが乱れた。「第1ラウンドで79を叩いてしまった。これが全てですね」言葉少なに話す佐藤は、疲労の色を隠せなかった。
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