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競技報告
【プレーオフを制した近藤利夫が初優勝を飾る】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
震災復興支援グリーン・ティー・チャリティー「2011年度(第18回)日本グランドシニアゴルフ選手権競技」は8日、鹿児島県の南九州カントリークラブで第2ラウンドを行った。快晴微風の絶好のコンディションとなった最終ラウンド。イーブンパーの単独首位でスタートした近藤利夫(玉野)は、前半2バーディ・2ボギーのパープレーにスコアをまとめる。このまま近藤が逃げ切るかと思われたが、11番でボギーを叩くと14、15番とよもやの連続ボギー。17番でもスコアを落とした近藤が通算4オーバーパーでホールアウト。この日ともに2バーディ・5ボギーの75でプレーした平田忠(柳井)と、開催コース所属の佐藤守男(南九州)と同スコアで首位タイとなり、優勝争いは3人によるプレーオフに持ち込まれた。プレーオフは、最初の18番ホールは全員がパーセーブとすると、2ホール目の10番ホールで近藤が粘る2人を振り切り決着。近藤が本選手権初優勝を飾った。近藤は今年の中国グランドシニアで初優勝を果たした好調のまま、プレーオフでも最後まで冷静なプレーを見せたのが光っていた。優勝が決まると、近藤は「キャディーをはじめゴルフ場の皆様が、本当に温かい気持ちで接してくれて気持ちよくプレーが出来ました」と、喜びを表すと、「今日はショットが良かった」と勝因を振り返る。しかし、高麗グリーンの南九州カントリークラブで、「自分のホームコースも高麗グリーンで、芝目の強さには慣れているのに、下り傾斜のパットでミスが多かったのが残念」と、少し不満顔。元はソフトテニスの選手として国民体育大会にも出場した実績を持つスポーツ万能な近藤。ソフトテニスでは銅メダルに終わったというが、自身初の全国タイトルを手にして、その重さを噛み締めている姿が印象的だった。
なお、大会連覇を狙った山本政実(ミッションバレー)は、12番でトリプルボギー、18番ホールでは4つスコアを落とすなど、90と大荒れのプレーで通算21オーバーパーの80位タイに終わった。

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