日本シニアオープンでローアマチュアを獲得した松本新語(久米)が、計算通りのプレーで3バーディ・3ボギーの72でホールアウト。首位と1打差の2位タイと好スタートを切った。出だしの10番。3番ウッドで放ったティーショットが思ったより飛びすぎて右の林に入り、いきなりのボギースタートとなったが、松本は慌てることなくパーを積み重ねていく。17番でもティーショットを左の林に打ち込んでボギーとしたが、18番(パー5)で190ヤードのセカンドショットを5番アイアンでグリーンそばまで運び、この日初バーディを奪う。後半は、5番で5メートル、6番では10メートル以上のパットを沈めて連続バーディ。8番をボギーとしたが
、「パー5がアゲインストになることが多い風向きのなかで、イーブンパーは上出来」と満足げな表情。「シニアオープンからの好調を維持している」と話す松本は、練習日を含めて2ラウンド目となるこの日で、「パッティングのタッチも合ってきた。風の計算も出来ている」と不敵に笑う。
「このコースは、とにかくグリーン。パッティングが勝負の行方を分ける」という松本。第1ラウンドでは、3パットもなし。着々とシニアオープンローアマチュアと日本シニア優勝のダブルタイトル獲得へ歩みを進めている。
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