昨年、桑名カントリー倶楽部で開催された本選手権で6位タイの成績を残した亀井隆(唐沢)が、3オーバーパーの75でホールアウト。首位と4打差の7位タイにつけている。10番ホールからスタートした亀井は、11番(パー5)で50ヤードのアプローチショットを1メートルにつけてバーディが先行。しかし、「グリーンが速くて、タッチがつかめなかった」と13番のボギーに続き、14番ではダブルボギー。16、17番も連続ボギーとし、前半で40と躓く。後半に入ると1番で95ヤードのセカンドショットをアプローチウェッジであわやチップインかと思わせるスーパーショットで10センチにつけバーディを奪うと、2番も70ヤードの2打目を1メートルに寄せて連続バーディ。3番で3パットのミスからボギーを叩いたが、この後は、「徐々に高速グリーンにも慣れた」とパットが復調してパーを積み重ねたが、開口一番「グリーンが本当に難しい」とこぼす。柔らかな物腰で、ゆっくりと今日のプレーを振り返る亀井。毎年のように上位に食い込みながらも全国タイトルを惜しくも逃し続けているだけに、好スタートを切った勢いのまま、優勝を期待したい
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