昨年大会6位タイの成績を残している志村幹夫(大洗)が好調なプレーを続けている。2日間続けて74にスコアをまとめた志村は、通算4オーバーパー。首位と4打差の3位で明日の最終ラウンドを迎える。
この日の志村は、3番で4メートルを沈めてバーディ。10番ではラフからの2打目をピッチングウェッジで2メートル。15番も2メートルのスライスラインをねじ込んで3つのバーディを奪っている。しかし、今日の5ボギーのうち、パー5でのものが4つ。つまり全てのパー5でボギーを叩いたわけだ。「いやぁ…ここのパー5は嫌い。2打目が打ちづらいんですよ。上手く行ってないです」と苦笑。4番のパー5では、2打目をレイアップしたのに木がスタイミーとなるなど不運もあったようだ。それでも、「今年はショットが完璧。ピンに絡んでいるもの」とショットの調子自体には自信を持って臨めている。
選手が口をそろえるグリーンの難しさを「大丈夫。3パットはあるかもしれないけど、全然平気」と言えるのもショットへの自信の裏返しだろう。明日の目標を聞くと、「2日間74でプレー出来ているから、明日も74。パーを積み重ねて2オーバーパーでホールアウトできれば」と冗談ともつかぬ表現で意気込みを語ってくれた。
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