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競技報告
【2度目の戴冠に王手をかけた白井】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
2003年大会優勝の白井敏夫(総武)が通算イーブンパーで単独首位に立ち、2度目の戴冠に王手をかけた。朝からの風と小雨。体感温度では気温17度という発表よりも大分寒さを感じる厳しいコンディションとなった第2ラウンド。首位と3打差の4位タイで第2ラウンドをスタートした白井は、出だしの10番ホールでティーショットを左に曲げるミスを犯す。しかし、このショットが運よく木に当たりラフまで出てくると、残り150ヤードの2打目を9番アイアンで50センチにつけるスーパーショットでバーディ発進を決める。11番でもティーショットを左にミスするもしぶとくパーをセーブした白井は、前半をこのままスコアカード通りのプレーで1アンダーパーで終えた。

後半に入っても白井の好調なプレーは続く。1番で90ヤードの2打目をアプローチウェッジで1メートル、4番(パー5)も計算どおりバーディを奪って、この時点で3つスコアを伸ばしていた。最終9番(パー5)もバーディを奪いたいところだったが、2打目を右にミスしてこの日唯一のボギーを叩き、ホールアウト。この日3バーディ・1ボギーの70は113名の出場選手でただ一人のアンダーパーをマークした。「パターが良かった」ホールアウト後、笑顔で語る白井。再三ピンチを迎えた要因のティーショットのミスも、「僕らのレベルであれば、1日に何回かはミスをしますよ。充分納得できる範囲です」と意に返さない。第2ラウンドのベストスコアにも「強風の中で、アンダーパーでプレーできるとは…出来すぎですね」と謙遜する。

2度目の戴冠を目前にした白井だが、優勝した2003年大会は、会場の箱根カントリークラブが濃霧に見舞われて最終ラウンドが中止となり36ホールで成立した経緯がある。自身初の本選手権での最終ラウンド最終組を明日経験するわけだが、「なるようにしかなりませんよ。緊張もしない。ただ一生懸命やるだけです」と、力みは見られない。

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