震災復興支援グリーン・ティー・チャリティー「2011年度(第16回)日本女子ミッドアマチュアゴルフ選手権競技」は18日、三重県の四日市カンツリー倶楽部第2ラウンドを行った。肌寒い曇り空ではあったが風は弱く、上位陣がスコアを伸ばす混戦となった。
前半3つのバーディーを決めた三木逸子(土佐)と、2つのバーディーを決めた守谷敦子(新岡山36)がともに通算1アンダーパーとし、2打差で本明久乃(新城)が追う展開となり、優勝の行方はこの最終組の3人に絞られたかに見えたが、その2組前の河北さやか(ニューキャピタル)が10番でこの日2つ目のバーディーを決め通算2オーバーパーとし、優勝争いに加わってきた。
後半に入っても堅実なプレーを続けていた4人だが、今日ショットは完璧だったと振り返った河北がその後2バーディーを奪い、本日4バーディーで通算イーブンとし、最終組3人の結果待ちとなった。
最終組の3人は、後半1つずつバーディーを奪ったが2ボギーとし、結果、河北、守谷、三木の3人が通算イーブンパーで並び本大会史上初めて3人によるプレーオフとなった。プレーオフ1ホール目の1番ホール(パー5)は、共に3オン2パットのパーで分け、勝負は2番ホール(パー4)に持ち越された。このホール、守谷のティーショットは左のクロスバンカーへ、河北と三木は右のラフへ。最初に守谷がセカンドショットを放ったが、ボールは右のガードバンカーへ。次に打った河北は2オンに成功したものの距離の長いパットが残った。最後にショットした三木のボールは右のガードバンカーへ。
結果、バンカーに入れた守谷と三木は3オン2パットでボギー、河北がパーをセーブし見事初優勝を飾った。
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