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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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【パットに苦しんだ柏原と、不運が続いてスコアを落とした比嘉】 |
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鈴木とともに日本代表として初めての国際競技出場を果たした柏原明日架(日章学園高校1年)。「昨日の夜は、凄く緊張していた」と初々しく話す柏原は、好調なティーショットとは裏腹に、パッティングに苦しみ1バーディ・4ボギーの75でホールアウト。
2番で2メートルのパーパットを外して、ボギーが選考すると、3番も4メートルのパーパットを決めきれない。4番で3メートルを決めてこの日唯一のバーディを奪う。後半もショートゲームに精細を欠いた柏原は、「結構バーディチャンスもあったけれど、決め切れなかった。4つのボギーはもったいないというより、仕方がないと思っているので、もっとバーディを増やさないと」と、冷静
にこの日のプレーを振り返った。
「グリーン上で今日より慎重にラインを読んで、集中を最後まで切らさないように」と初の日本代表らしからぬ落ち着いた表情を見せる柏原。「前と後ろの組で先輩がプレーをしているので、心強かったし、楽しくプレー出来た」と、頼れるチームメイトとともに、明日はイーブンパーを目指して攻めのプレーを宣言した。
女子チームのエース、比嘉真美子(本部高校3年)。ショットの切れと精神面の充実は、風格さえ漂わせたが、度重なる不運が思わぬスコアに繋がってしまった。3番でこの日唯一といっていいティーショットのミスが左OBとなり、トリプルボギーを叩いた比嘉は、6番で3パットのボギー。9番で80ヤードの3打目を30センチにつけてバーディを奪い前半を3オーバーパーで終えると、12番でバンカーの縁から難しいアプローチを直接放り込むチップインバーディ。
このまま良い流れに乗るかと思われたが14番で残り75ヤードのセカンドショットが直接ピンに当たりグリーンオーバーしてしまいボギーとすると、15番では下り8メートルから3パットのダブルボギー。この日の比嘉は、2バーディ・2ボギー・1ダブルボギー・1トリプルボギーの78と不採用スコアになってしまった。
しかし、比嘉に悲壮感はない。「調子自体は悪くありません。ミスが致命的なものになってしまったホールもありますが、良いショットがピンに当たってグリーンから出てしまったり、パットが4回もホールの縁をなめたり…今までゴルフをしてきた中で、ありえないぐらいのアンラッキーが続いた」と、割り切れている。「この大会に向けて準備してきたことは、間違いではないと確信できていて、手ごたえもある」から焦りもないし、気持ちも吹っ切れている。
明日以降は、「自分がどれだけ冷静にプレーできるか。チームを引っ張るプレーがしたいし、それができる自信もあります。やりますよ」と力強い言葉を残した。
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