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競技報告
【明日いよいよ開幕】
大会前 競技報告:JGA 写真:JGA
「デュークオブヨークヤングチャンピオンズトロフィー」がいよいよ明日開幕する。10回目の記念大会となった今大会には、ヨーロッパ各国とアジア、北南米の一部の国と南アフリカら31の国と地域から男女56人のジュニアチャンピオンが集結。

会場は、2002年大会以来、9年ぶり2回目の開催となるロイヤルリバプールゴルフクラブ。英国のリバプールに位置する本クラブは、来年にRICHO全英女子オープン、2014年には全英オープンの開催が予定されている英国屈指のリンクスコースの一つ。コース沿のディー河から終日強い風が吹き荒れ、フェアウェイは、リンクスコース特有のヒースのブッシュに囲まれ、さらにコース内には深い
ポットバンカーが点在するなど、選手には多くのショットのバリエーションが要求される難易度の高いコース。

現地時間の11日会場入りをした日本選手2名は、1ラウンドの練習ラウンドを消化。初のヨーロッパ遠征となった比嘉真美子(本部高校3年)は、初めての本格的なリンクスコースでのプレーにも、沖縄の強い風に鍛え上げられた精度の高いショットパフォーマンスで落ち着いてコース戦略を組み立て、仕上がりも上々。一方、本大会2年連続出場を果たし、昨年ジュニアオープン優勝の実績を持つ小西健太(瀬戸内高校2年)も、強風の中での練習ラウンドにも動じることなく、入念にグリーン回りやラフの状態をチェックするなど、心身共に良いコンディションで初日を迎える。

男女ナショナルチームメンバー内でも、多くの海外派遣実績を持つ2人。本大会初優勝を目指し、明日、小西は10時、比嘉は10時20分にスタートを切る。

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