「震災復興支援グリーン・ティー・チャリティー 2012年度(第54回)日本女子アマチュアゴルフ選手権競技」が明日19日、愛知県の愛知カンツリー倶楽部東山コースで開幕する。
本選手権には、各地区女子アマチュアゴルフ選手権上位者など130名が出場予定で、2日間36ホール・ストロークプレー上位32名によるマッチプレーで優勝者を決定する。
注目は、昨年本大会悲願の優勝を果たし、日本女子オープンではローアマチュアを獲得し名実共に女子アマチュアNO.1となった比嘉真美子。
4月に高校を卒業し、7月のプロテストに向けて、順調に調整を進めている比嘉は、4月のスタジオアリスレディースオープ
ンでは、優勝争い繰り広げ3位、先日の中京ブリヂストンレディースでも9位に入るなどの活躍で更に進化を遂げている。本選手権がマッチプレー方式になって初となる大会2連覇がかかる今大会で、アマチュア最後の公式戦を有終の美で飾れるかに注目が集まる。
地元開催となる愛知から出場の鬼頭桜(美濃加茂高校3年)も注目の選手の一人。昨年JGA女子ナショナルチームに選抜された鬼頭は、今年オーストラリアンアマチュア、クィーンシリキットカップ、トルコアマチュアオープンなど多くの国際試合に参加し、経験を積みチームのエースに成長。昨年準々決勝で準優勝した池田智廣(フィリピン)に1ダウンで苦杯し悔しい思いをしているだけに、悲願の初優勝への意気込みも人一番強い。
この他、中学生で九州女子アマチュア選手権を制した勝みなみ(鹿児島高牧CC)や、全国高等学校ゴルフ選手権春季大会を制した永峰咲希(宮崎大淀CC)、比嘉と同じく今年高校卒業し7月にプロ転向を予定している城間絵梨(福岡レイクサイドCC)、昨年メダリストの大城美南海(守礼CC)、4位の佐伯珠音(ミッションバレーGC)ら九州勢も上位進出に期待がかかる。
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