ナショナルチームのメンバーで今大会シード選手でもある鬼頭桜、松田唯里は、ホールアウト後にちょっと肩を落としていた。鬼頭は、今大会会場の愛知カンツリー倶楽部でラウンドする機会が多く、いわばホームコースでの戦い。自分への期待も大きかったようで、2オーバーの76では、とうてい納得できなかったのだろう。「2ボギーで、バーディーはひとつもなし、ですから…。パットが悪すぎました。1メートルでも入る気がしなくなって…」
松田はイーブンパーの74。大荒れの天気の中では、まずまずの結果だったのだが、それでも「パッティングでストロークしようとして風で体が揺れてしまって集中できませんでした。ゴルフとしては、悪
くなかったと思いますが、結果がともなわなくて…」
ともに条件が悪くなった後半のスタートだったことと無関係ではあるまい。第2ラウンドは、台風一過でスコアも大きく挽回…を願っている。
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