ストロークプレーを10位タイで手堅くマッチプレー進出を決めた城間絵梨。1回戦の相手は地元中部出身の松田唯里とのマッチアップとなった。「ショットは好調だった」という城間は、2番で相手のミスからリードを奪うと、8番も松田のボギーで2upで前半を終える。
城間は後半10番でバーディを奪って3upとリードを広げたものの、城間は「ショートパットの打ち損じが多くて…」と一抹の不安を感じていた。13番で松田がバーディとして差を縮められると、17番では城間がボギーを叩いて、流れは一気に松田に傾いた。城間は18番もボギーを叩いてしまい、オールスクウェアに持ち込まれると、19番ホールで松田がバーディを奪い決
着。
城間にとってはよもやの大逆転負けで最後の女子アマが終わってしまった。ストロークプレーの第1ラウンドは3パットが3回と課題のパッティングが改善しないまま、「昨年と全く同じです」とマッチプレーでも勝負どころで尽くパットを決めきれない自滅に近い形での敗戦に、「こんなところで終わりたくなかった。悔いだけが残る女子アマになってしまった」と虚ろな目で話すのがやっとだった。
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