昨年大会でメダリストに輝いた大城美南海(守礼)。本選手権では、10位タイでマッチプレー進出を決め、1回戦で伊藤栞奈(千葉国際)を1upの辛勝で2回戦に駒を進めた。
ベスト8を賭けた戦いはJGA女子ナショナルチームメンバー同士の対決となる堀琴音(兵庫県連盟)。熱戦が期待されたこの試合、2人の差は2upと僅差で推移したが、大城は一度もリードを奪うことが出来ず、完敗に終わった。3番で3パットのミスから堀にリードを許すと、大城はその後もパッティングに精細を欠く。「5番ホールで2メートルのチャンスを決め切れなくて…」流れを掴み損ねた大城は、10番で1メートルのバーディを決めてオールスクウェアに戻し
ても、波に乗れないまま14番でティーショットを右にミスして堀に再びリードを奪われ、2and1で敗れた。「14番のミス。悔いが残ります。女子アマが始まる前は自分の調子も悪くなかったのに、いざ本番になるとショットが乱れて…どうしてでしょう?今は、まだその原因を掴めることは出来ません」と、悔し涙にくれていた。
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